[超お手軽AI完成]文章の感情判定をする人工知能プログラム(Python)の作り方を紹介

最近Pythonのプログラミングを勉強し始める人の多くは人工知能を学びたい理由が多いと思います。
でも実際に人工知能のモデルを作るとなると、学習データのセット作成やチューニング作業が必要になり正直初心者にとって難しいと思います。
今回、MicrosoftのAzureというクラウドプラットフォームを活用して既に完成した人工知能モデルを利用した人工知能プログラムの作り方を紹介します。
テキストの文章に対してポジティブなのかネガティブなのか数値で判定するプログラムになります。
準備も簡単で無料ですので、初心者が気軽に人工知能に触れることのできる内容です。

[用意すること]
・MicrosoftのAzureに登録(無料)
https://azure.microsoft.com/ja-jp/
・Pythonのライブラリに下記のモジュールをインストール
” azure-cognitiveservices-language-textanalytics"

超お手軽に文章の感情判定する人工知能プログラムをPythonで作る

今回紹介する人工知能プログラムはMicroSoftが運営しているクラウドプラットフォームAzure内の人工知能モデルを使用します。
それにより、1番時間がかかる”学習データセット”と”人工知能モデルのチューニング”などの作業を省略します。
Azureは基本的に無料で利用することが可能なので、Pythonで人工知能の作り方がどんな感じなのか知りたい人の練習にピッタリだと思います。
このクラウドプラットフォームは外部APIなどと呼ばれるほど一般的なものになります。

[完成までのStep]
1Step:MicroSoftのAzureサイトに無料アカウントを登録
2Step:Azureサイト内でテキスト解析するための人工知能を準備
3Step:Azureの人工知能モデルにアクセスするPythonプログラムを作成
4Step:実行して入力文章がポジティブかネガティブか判定結果を確認

まずは、MicrosoftのAzureに無料アカウントを用意

最初に完成済みの人工知能モデルをできるようにMicroSoftのAzureサイトでアカウントを作成します。
MicroSoft Azure公式ページ
https://azure.microsoft.com/ja-jp/
アカウント登録には下記のものが必要になります。
・電話番号、メールアドレス、クレジットカード
(クレジットカードはあくまでも登録に必要なだけなので支払いは行われません)

登録後、テキスト解析の人工知能モデル(リソース)をAzureサイト内で作る

ここから実際にAzureのサービスの一つである人工知能モデルの準備を行います。

1:[ホーム]>[すべてのリソース]>[新規]から”Text Analytics”と検索

2:「テキスト分析」を作成をクリック

3:必要な項目を埋めて作成をクリック

※ここで[価格レベル]の項目は”Free F0”を選択してください
(これで無料で利用できる範囲内で人工知能モデルを作成してくれます)

4:完成後[リソースへ移動]に進む

5:[キー1]と[エンドポイント]項目に記載されている情報を控える

(この2つは人工知能モデルにアクセスするためにPythonプログラム側で必要になります)

作ったリソースにアクセスできるようにPythonプログラムを作成

人工知能モデルを使用できる環境が整いましたので、あとはPythonプログラムを作成します。
自分のPCにインストールされたPythonライブラリに下記のモジュールがインストールされているか確認してください。
"azure-cognitiveservices-language-textanalytics”
[確認コマンド(pip3の場合)]
“pip3 list”
[無い場合は下記のコマンドを実行する]
“pip3 install azure-cognitiveservices-language-textanalytics”

今回、実装するPythonプログラムは2つの文章に対して感情判定を数値として出力させます。

完成した人工知能プログラムを実行して文章の感情判定を行う

完成したPythonプログラムを実行後、下記のような結果が表示されれば成功です。
"Sentiment Score"が0に近いほどネガティブ、1に近いほどポジティブになります。

クラウドプラットフォームは人工知能など作成に発生する面倒な作業を簡単にしてくれる

今回のようにクラウドを活用することで誰でも簡単に人工知能を使ったPythonプログラムを作ることができました。
もちろんPython以外のプログラミング言語でもこのプラットフォームサービスを利用することは可能です。
興味があればぜひ他の言語でも試してみてください。
面白いと感じた方はそこからどんどん人工知能の知識を深めても良いですし、他のプラットフォームサービスを探してみるのも良いでしょう。
プログラミングはすべて一人で賄えるものではないと実感できればプログラマーとして良い経験になるはずです。

MicroSoftAzure以外にもGoogleなどクラウドプラットフォームは多数存在する

このような外部の機能(API)を借りるようなサービスはMicroSoft以外にもたくさん存在します。
Googleなど有名企業も提供しているので、そちらも登録してみるのも良いかもしれません。
プログラミングあるあるで勉強はしたけど作りたいものが無くて挫折する話があります。
いろんなサービスがあることを知っていればアイディアがひらめくこともあるので、サービスを知るためだけに登録するのもありだと思います。
(最初は無料で利用できる範囲内で。。。)

作り方を理解できたらオリジナル人工知能モデルを作ってみるものオススメ

人工知能というのがどうやって使うのか理解できたらモデルを自分で作成したり、学習データを自前で用意したり挑戦してみるといいです。
人工知能を使ったビジネスを考えている場合は当たり前ですが自分で用意できるようになっていた方が働きやすいです。
やったことがなくとも知識として知っていれば、自分がどこで詰まっているかも把握できるので相談内容も明確、試して損は無いでしょう。
今回のような外部APIを使わない手法の難易度は高くなります。
独学では難しい場合はいくつも出てくるはずです。
ただ、乗り越えて身につけたスキルは貴重なものになるので、オリジナルの人工知能にぜひ挑戦してみてください。

MicroSoft Azure公式ページ

おすすめの記事