何かに挑戦しても毎日継続させることは難しいです。
私も英語の勉強やブログ作成など続けていますが、ちょっとしたことがきっかけでしばらく取り組まなくなってしまいます。
その結果、時間が経っても成果が得られなかったり、取り組むのが辛くなってきます。
最近、本を読んで何の挑戦で"このまま挑戦を続ける"か"きっぱりと諦める"かの決断方法について「なるほど」と感じたのでシェアしたいと思います。

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一向に達成できないことは続けるべきか辞めるべきか

基本的にある事を続けるには2つの原動力が存在します。
1つは義務を感じる取り組み、もう1つは面白いと感じる取り組み
続かなくなる取り組みは前者の義務を持つことになります。
ここで義務とは取り組みの結果から報酬を得ることです。
仕事や勉強は主に義務に感じやすいため、続かなかったり辞めたくなったりすることがわかりますね。

目標を定めていないダラダラした挑戦は結局は続かない

私がよくやる過ちで目標が不明確で達成までの道のりが分かりにくいことが原因になります。
大きな目標、中くらいの目標、小さい目標といった設定が義務的な取り組みには必要になってきます。
しかし、現実的でなかったり、具体的な目標が立てられないといくら続けても努力量が達成できません。
私も英語が話せるようになる目標と毎日英語に触れるという小さな目標を立てたことがありましたが、具体的な数字を決めなかったため1ヵ月も続かなかったです。

目標達成までの管理が行われていないことが原因

ウィリアム・エドワーズ・デミングの有名な言葉で”If you can't measure it, you can't manage it.”(測定できないものは管理できない)があります。
これを見たときになるほどと感じました。
目標を達成するための管理はある程度測定する必要があるのだと思います。
全ての物事を測定することは不可能なので、簡単に測れるものは測ったうえでどうやって管理するか決めましょうといった話だと私は理解しました。
仕事でも納期までの工数見積もりを立てるのと同じで、目標までの努力量を見積もり計算すると継続しやすくなる感じですね。

ざっくりでもいいので時間、努力量は数値化し管理しておくことで辞め時を決断できる

目標を立てて、達成する必要な努力量を自分なりに数値化しておくことは、自分は今どの場所にいてゴールまで近いのか遠いのか確認することが出来るようになります。
これが出来れば成果が出ないと感じたとき、自分は"このまま続けるべきか?"の判定基準になります。
世の中には自分にとって苦痛なことを面白がって取り組める人間がいます。
そして、他人にとって苦痛なことが自分にとって面白いと感じるものも存在します。
そうやって面白いものは何なのか?を知ることで、自分に何が向いていて何をするべきかはっきりします。

1日何時間をこれだけよりも、この時間はこの作業でスケジュール管理する

どうしても続かない場合のスケジュール管理方法について簡単に紹介したいと思います。
スケジュールは作業より時間を管理することを意識すると取り組みやすくなります。
今週は何時間作業に費やすとして、この時間帯はこの作業(量は決めない)を必ずやるといった感じです。
具体的なスケジュールを組むときに作業量を決めてしまいがちになってしまいます。
例えば、問題集を1日3ページ進めるといったことです。
私もずっとこのスケジュールの組み方をしていましたが、その日の気分や予定で達成しなかったり諦めてしまいました。
ただ、時間だけ徹底管理なので問題集を3ページ達成しなくてもいいわけです。
これによって挫折することもなくなりますので、今までの量でスケジュールを決める方法より取り組みやすくなります。

周りから期待されない状況の方が人は頑張れる

心の底から楽しいと思えること以外で努力を続けることは本当に難しいです。
特に周りから応援しているといわれるとプレッシャーを感じて諦めるに諦められなくなります。
逆に、辞めておいた方が良い、いつでも諦めてもいいといわれる状況は努力を続けやすい傾向にあります。
これは人によるので絶対に正しいとは言えませんが、個人的にそうだなと思います。
挫折で一番つらいのは周りの期待に応えられない罪悪感だと考えています。
なので、最初から期待されていない状況の方が肩の力が抜けて冒険できたりするものです。
仮に辞めたとしても周りの期待は裏切らないので、義務感が解消され自分で追及する楽しさを見つけやすくなります。

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