プログラマーを目指すなら誰でも綺麗なコードが書けるようにセンスを磨くと思います。
その際に私は「綺麗なコードをたくさん読んで勉強すること」をオススメします。
私は未経験プログラマーとして働き始めたときに汚いコードを常に見せられながらプログラミングを勉強しました。
結果、汚いコードしかかけないクソ雑魚プログラマーになりかけ、膨大な時間を消費しました。
今回はそんな話を交えながらプログラミングセンスを伸ばす方法を紹介したいと思います。
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プログラミングセンスを伸ばすには汚いコードに慣れてはいけない
プログラミングのセンスを本気で伸ばしたいと考えている場合、汚いコードは極力見ない様にしましょう。
汚いコードとは主に、変数名や関数名が意味不明、重複処理が関数化されていない、ネスト(入れ子)が深いなど読みづらいソースコードになります。
完全に一人でプログラミングをしているなら、自分のコードが美しいものなのか判断つきにくいので気になることは少ないかもしれません。
もし、将来に会社でプログラマーの仕事がしたい、誰かと共同開発してみたいと考えているなら読みやすいセンスのあるソースコードが書けないと周りに迷惑が掛かります。
センスのあるプログラミングとは、シンプルですっきりしたコードが書けるということです。
汚いコードを見て勉強しても汚いコードしか書けない
綺麗なセンスあるプログラミングができるようになるため、汚いコードから慣れてた方がいいと考える人がいます。
しかし、汚いコードをいくら見たところで綺麗なコードが書けるわけありません。
綺麗なコードと汚いコードの区別がつかなければ、実際にコードが汚くなってしまっても気付くことができないからです。
プログラミングセンスを伸ばしていくときには、まずどう言ったものが美しいコードなのか理解する必要があります。
現場で言われた「汚いコードに慣れてもらう」の末路
私は未経験プログラマーとして入社して、始めに上司が「うちのチームは汚いコードだからたくさん読んでみて慣れてね」と何度も言われました。
実際本当にコードの汚いところ(今考えるとあり得ない)ばかり見せられて仕事することが1年以上続きました。
おかげて1から設計、実装する仕事に挑戦したとき、ひどいコードしか書けず何度も修正するハメに…。
今は自分で何とか綺麗なコードと汚いコードの見分け方をある程度は身につけましたがそれまで苦労しました。
汚いコードは将来、バグ修正や新機能追加の際に高い確率で影響を与えます。
そして、当時の担当者はあなたてすね?と言われ丸投げされてしまうのです。
仕事は遅れる、汚いコードしか書けないプログラマーに未来はありません。
今からでも補正してセンスを磨くべきです。
綺麗なコードからテクニックを盗む方がセンスは伸びる
綺麗なコードはシンプルで読みやすいコードですが、スキルの伸ばし方は既存のコードから使えそうなテクニックを盗むといいです。
たとえば、ファイル名を書き換える時の文字列分解と結合のような1発で出来る関数を使っている場合はマネることです。
正直、コピペでも大丈夫です。既存テクニックはチームメンバー全員知っているようなものなので、読みやすさも向上します。
特に会社独自のアルゴリズムを見つけた場合は軽くメモを取っておくといいでしょう。
そうした蓄積によって、開発スピードの向上、不具合の削減につながります。
センスを磨くには本を読む、尊敬する人のコードを見る
プログラミングのセンスを磨くには社内のコードを見る以外に本を読んだり、尊敬できるプログラマー(社外の人でもOK)のコードを見る方法があります。
本はオススメを探してみてもいいですし、すでに尊敬できる人がいるなら直接聞いてみるといいでしょう。
尊敬できるプログラマーを見つける方法はハッカソンなどコミュニティに参加することをオススメします。
異なる言語や仕事をするプログラマーと交流することは自身の視野を広げスキルアップに大きく影響を与えます。
ネットで検索してみると全国様々な場所で開催されていたりしますので、まずは初心者が参加できそうなイベントを探してみましょう。