私は未経験からプログラマーに転職して3年が経ちます。

転職活動中はいろんなプログラミング言語の本を勉強したり、資格を取ろう分厚い本を買い漁っていました。

結果的に資格の受験前に内定をもらえたので特に資格なしでもプログラマーとして働くことは可能です。

今回、転職活動でプログラマーという仕事に資格の知識は必要なのか紹介していきます。

これから未経験プログラマーを目指すけど資格を取ろうかどうか悩んでいる人の参考になればと思います。

Contents

未経験プログラマーに資格取得はいらない理由

基本的にプログラマーなるための資格は必要ありません。

理由はプログラミング言語は会社によって種類がさまざまで必ずしも資格の知識が活かせるとは限らないからです。

特に開発業務ではチームごとに頻繁に使用する知識が偏るため、即戦力になるケースは少ないと思います。

私も未経験からプログラマーとしてソフトウェア開発に携わっていますが、資格の必要性は感じたことはありません。

高校生や大学生の若いうちは評価されやすい

高校生や大学生など学生からプログラマーを目指している場合は資格は選考で評価されることがあります。

学生はやる気がある人材を求めていることが多く、入社後に育成する傾向があるからです。

ただ、社会人の場合は即戦力として募集するケースがほとんどなので、資格よりも経験や能力を重視します。

もし、自分が学生なら資格を取得する方がプログラマーとして有利な立場に立てる可能性があります。

スタンダード資格一覧を難易度ごとに紹介

主にプログラマーを目指すなら下記の資格が一般的になります。
・ITパスポート:スキルレベル1、合格率50~60%
・基本情報技術者:スキルレベル2、受験率60~70%、合格率10~20%
・応用技術者:スキルレベル3、合格率13~14%
・高度情報処理技術者:スキルレベル4、合格率10未満~12%

全て国家試験で未経験ならITパスポートを目指すと良いでしょう。

社会人の場合は、先にプログラマーとして働きながら勉強すれば合格した時に祝金がもらえたりする会社があるので挑戦する価値はあります。

ちなみに、社会人は基本情報技術者試験を目指す場合は一般的になります。

応用技術者、高度情報処理技術者の資格も取得すれば出世評価になるかもしれません。

直接仕事に活かせなくても上司の評価アピールにはちょうど良い難易度の資格といえます。

独学で資格取得なら受験期間を考え、簡単なレベルから挑戦する

もし、独学で資格を取得したいと考えている場合は簡単だと思うレベルから受験することをオススメします。

少し難しいぐらいで挑戦すると本来の目的を見失いがちになってしまいます。

勉強に膨大な時間が必要になりますし、受験は年2回程度しかないため、転職のために資格をとるのはコスパが低いです。

プログラマーとして活躍に必要な資格かどうか、選考に有利に運べるか判断しましょう。

何も考えずに何となく勉強するくらいならプログラミングで何か作ってみるほうがポートフォリオのアピールも時間ロスを回避できます。

社会人からプログラマーを目指すなら入門書は一通りこなす

完全に未経験からプログラマーを目指すなら入門書をこなしたら転職活動を始めることをオススメします。

実際に選考を受けた方が資格が本当にいらないのか確認にもなりますし、IT業界の面接で自分の将来像を明確にできるからです。

将来像を持っていれば、もし資格が必要に感じた場合でもモチベーションを維持しやすいので1度は経験してみるといいでしょう。

未経験からプログラミングを始める人にとって、入門書をこなすことは1つの壁となります。

ここで自分はプログラミングに耐性があるか体験できるので、資格がいるいらないを気にする前に入門書を読んでバリバリ手を動かしましょう!

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