プログラマーの仕事はきついと印象を持たれる方は多いと思います。
少し前まではデスマーチ(納期前の徹夜残業)、サービス残業は当たり前でした。
今ではある程度は解消されつつあり、働きやすい環境が整ってきています。
そんな中で、必要とされる人材、できるプログラマーの定義も変化しています。
今回、私がソフトウェア企業でプログラマーとして働いていてきついと感じる点、私の職場にいる仕事ができるプログラマーの特徴を紹介します。
Contents
ソフトウェアプログラマーのきついと思う内容
私の自社開発ソフトの職場は半年ごとに新機能を追加したバージョンアップ製品をリリースします。
正直、半年のスパンで実際開発作業は2ヶ月も無いところがきついです。
設計の工程で方針が一向に決まらない、見通しが立たないことが毎回発生しており、プログラミング作業の時間を食い潰されます。
結局のところ、しわ寄せのほとんどがプログラムを作る作業からテスト作業が使われるのはきつい所ですね。
仕事ができる人の特徴
些細なことでもチームで共有でき、かつフィードバックと改善策を常に考えている特徴があります。
正直、仕事中でもう少し調べたら何とかなる問題があると相談前に自分で調べてしまうことが多いです。
私のことなんですが、最後は自分が降参してやっと相談する準備を始めてしまいがちなのです。
定期的に上司や先輩に進捗報告できる人は周りからのフォローがあるので、失敗が少なく成果が出やすいです。
この先IT業界に求められる能力とは
インターネットが当たり前になった現代では一人で何とかする人材は時間のロスを招く原因になってしまう可能性があります。
誰でも情報が見られる、相手とフラットな関係性を気づける人材がこの先のIT業界に必要だと私は感じています。
具体的に求められる能力を3つにまとめてみました。
知識をシェアできる人
新しい技術や手法が次々に誕生するIT業界では知識を積極的にシェアできる人間が有利な立場に立てることができます。
理由は知識を周りにシェアすることで周りから情報を教えてもらえるからです。
Give and takeよりも、Give and giveができる人に情報が集まるのです。
繋がりを大切にできる人
インターネットのおかげで人との繋がりはフラットなものになりました。
どれだけ偉い人間でもインターネットでは同じ立場の人間になります。
この先の会社でも上下関係の社風は古臭くなり、横の繋がりを大切にできる人ほど優秀な人材と評価されやすくなります。
立場関係なく平等が持てる人
シェアできる人、繋がりを大切にできる人で説明したことから平等に話をする人は周りからの信頼も一定して獲得できます。
その結果、情報も人脈も築くことができるので周りから安心して仕事を任せてもらえたりします。
とりあえず挨拶を自分から行うとある程度の信頼を持ってくらたりするので、難しく考えず挨拶を意識するといいでしょう。
私の職場にいる凄腕エンジニア
私の職場には今回紹介したできる人の特徴を持った凄腕エンジニア(設計とプログラミング)がいます。
その人は女性で、アメリカの営業支店でデスクを借りながら開発業務に取り組んでいます。
私はよくその人から仕事を振ってもらうことが多いですが、失敗しても一緒に改善策を提案してくれたり怒る所を見たことがありません。
現場には敬語が使えない馴れ馴れしい40代の派遣社員がいますが、その人に対しても決して怒らず職場の雰囲気を悪くしない人です。
そうした人が活躍する世の中なんだなといつも感じています。
35歳でプログラマーは定年説は嘘
私の会社では40代50代でもプログラミングを仕事にする人は多いです。
多少は設計の仕事も行っているので、完全なプログラマーとは違いますが決して役に立たなくなる訳ではありません。
プログラミング知識は実際に現場で仕事をしたプログラマーしか持つことができないスキルです。
プログラマーになれば将来幅広い業務を任せてもらえるようになるだけです。
(あくまで私のソフトウェア会社の話なので、会社によっては異なるかもしれません)
ハッカソンやコミュニティに参加することで視野を広げる
もし、プログラミングを仕事にしたいと考えているなら、会社以外にコミュニティーに参加することをお勧めします。
会社のプログラミング業務では知識が偏りがちで新しい発見が見つかりにくいためです。
未経験者やプライペードでプログラミングをする人も参加していたりするので参加は難しく無いはずです。
プログラマーは会社によって働き方が180度異なることがあります、まずはプログラミングを仕事にする人たちと交流してみると見え方が変わるかもしれません。