
初めて一人暮らしを始めることになったきっかけは何ですか?
私は快適な通勤と私生活のために一人暮らしを決意しました。
今まで片道1時間30分も掛かっていた通勤が40分少しになり満員電車の苦痛から解放されました。
しかし、ウキウキの一人暮らしもつかの間、ノロウイルスに苦しみ何もない部屋で3日間苦しみ続けました。
一人暮らしは楽しい!実家に帰りたくない!とよく耳にしますが、個人的には辛い面倒くさいものだと感じています。
今回は仕事のために一人暮らしを始めた私の所感や最低限必要なものを紹介していこうかと思います。
正直、余程の理由がない限り一人暮らしはいらないと思っています。
Contents
一人暮らしで注意する点
実家を離れて一人暮らしを始めるまでに住民票の手続きや引っ越し先のインフラ契約、生活に最低限必要なものを紹介していきます。
これさえあれば何とか生活できるので優先的に揃えることをオススメします。
引っ越し前は電気、水道、ガスを引いてもらう
まずは引っ越し当日、もしくはそれまでに電気・水道・ガスの契約手続きをしておきましょう。
引っ越した日に水が出ない、シャワーが冷たい、夜が真っ暗で何も見えないは生活に影響が出まくってしまいます。
場合によって立ち合いがあるので立会日には必ず引っ越し先にいる日程でスケジュールを立てる必要があります。
私の場合は電気とガスを通す際に業者の人から注意点などの説明をしてもらいました。
依頼はすべてWebから申し込むことが可能ですが電話対応もしているので好きな方法を選びましょう。
支払いは口座引き落としやクレジットカード支払いなどありますので、支払いを忘れる心配は少ないです。
住所は市役所で"住民票"の変更を届ける
市役所で2回"住民票"を変更する手続きを行います。
引っ越し前には住民票を移す準備の手続きと、引っ越し後に住民票を変更する手続きになります。
1回目が今住んでいるところの最寄の市役所、2回目が新しく住むところの最寄の市役所と別々の市役所になるので注意してください。
大きな市役所だと平日でも人が大勢いますので、早めに手続きを行うことをお勧めします。
私の場合は引っ越し先の市役所が大きかったので順番待ちに30分、変更手続きに40分ほどかかりました。
時間帯は午後の3時頃なので朝一番に行くといいかもしれません。
服、寝具、電子レンジは絶対必要
引っ越しで荷物を送ったりしますが、まずは生活に最低限必要なものは揃えておきましょう。
優先順位が高いのは服やタオルの衣類系になります。
特に肌着は多めに用意しておくと安全です。
寝具も寝られる最低限のものを揃えておくと良いでしょう。
引っ越し作業や新しい環境のストレスで疲れが溜まりやすくなります。
シーツ込みの敷布団、掛布団、枕の3つがあれば十分です。
ベッドは後日ゆっくり探せばいいので急ぐ必要はありません。
最後に食事ですが部屋で食べるつもりなら電子レンジは絶対必要です。
冷凍食品やお惣菜を温めるのに1台あると生活に便利です。
自炊は節約にならない
一人暮らしで上手に自炊すれば節約できるでしょう。
しかし、料理スキル0がいきなり自炊を始めれば高確率で挫折してしまいます。
理由としては材料が使いきれず腐らせてしまったり、レパートリーが少なく簡単な食事が続きやすく飽きてしまいます。
スーパーで一人暮らし向けのカット野菜などがあればいいのですが、大体はファミリー層向けなので量が多いです。
料理が上達するまではご飯だけ炊いてお惣菜を買う方が良いでしょう。
一人暮らしのメリット・デメリットについて
ここからは実際に一人暮らしをして感じたメリット・デメリットを紹介します。
個人的な意見なので必ず誰しも当てはまるとは限らないので参考程度にみてください。
メリット①:通勤時間の短縮
実家暮らしの頃は職場まで徒歩15分、電車1時間15分の時間が掛かっていました。
一人暮らしを始めてからは徒歩20分、電車20分の時間で済むようになりました。
毎日の満員電車から解放されたので精神的に楽になりました。
くたびれたオジサンたちの息が充満する車内がないだけにこれは正直一番うれしいです。
メリット②:好きな生活リズムがとれる
一人暮らしなので時間の管理は自分で決められます。
いつ帰っても食事をしても全てが自己責任なので好きなように調整し放題です。
ただ、気を付けないと体調を崩しやすくなってしまいますので時間管理には注意が必要です。
メリット③:新しい土地での生活が楽しい
引っ越しをすれば生活環境が大きく変わるため当たり前なことに楽しさを感じられます。
特に初めて一人暮らしを始める人にとって買い物、料理、洗濯、ゴミ出しでさえワクワクします。
引っ越し申請のため市役所に行くだけでもちょっとした旅行気分でさえ感じられます。
何もない住宅街でも散歩すると観光気分で楽しいです。
デメリット①:家事で時間がとられる
一人暮らしはメリットばかりではありません。
全ての家事をこなさなくてはなりませんので、自分の時間が上手く取れない場合があります。
慣れない家事に時間を取られてリラックスできない、趣味に集中しづらくなってしまうこともあり得ます。
一人暮らしを始める前には1日のタイムスケジュールを書き出してみると良いです。
デメリット②:料理ができないとキツイ
一人暮らしで一番面倒くさいのが料理です。
しかし、料理ができないと体調管理がおざなりになり、太ったり逆に痩せてしまったり、とても重要なポイントといえます。
料理が好き!なタイプは一人暮らしに向いていますが、料理が苦手…なタイプは特に注意しましょう。
まずは、ご飯を炊ければお惣菜を買うようにして少しづつ料理に慣れるようにすると良いです。
デメリット③:病気になると後悔しかない
一人暮らしで一番辛いのが怪我や病気です。
インフルエンザ、ノロウイルスなど寝込んでしまうと絶望しかありません。
私も一人暮らしを始めて1か月でノロウイルスにかかりました。
突然の出来事でしたので冷蔵庫の中は何もなくとても苦労しました。
日頃から体を鍛えることが被害を最小限に抑えることができます。
デメリット④:出費が多く貯金が難しい
一人暮らしはとにかく出費が多いです。
実家暮らしの頃は家にお金を入れても3~5万円ぐらいです。
あとは好きに電気・ガス・水道、さらに料理も出るので天国です。
快適に生活できるし、他の出費は交際費のみなので沢山貯金できるのに対し、一人暮らしは厳しいです。
家賃に食費、光熱費、生活に必要な消耗品たちすべての出費を自分で払わなくてはなりません。
毎日大量の買い物をするので本当に意識しなければ貯金はキツイです。
個人的には実家から通える職場であれば一人暮らしなんて必要ないと思います。
まとめ:実家から通える限り一人暮らしは慎重に
最後に一人暮らしは人間性を成長させるのであれば良い経験だと思います。
しかし、将来の夢のためお金が必要、何かあった時のために蓄えを作りたいと少しでも考えているなら一人暮らしはお勧めしません。
実家暮らしの方が圧倒的にメリットが多いです。
親のすねかじりと世間から言われるかもしれませんが、親と過ごせる時間は今この瞬間も減り続けています。
いなくなってから”もっと色んな話をして一緒に過ごしたかった”と後悔しても遅いです。
頼れるうちは素直に甘えてもいいと私は考えています。
一人暮らしはいつでもできますし、今の時代であれば家事が出来なくても生活に困らないぐらい世の中は便利です。
嫌と言うほど家族と過ごして一人暮らしに挑戦してみると良いでしょう。
もし、ダメだったとしてもその経験は次に必ず活かせます。
なので、私も今後職場が変わって実家から通えるようになったら帰ってやろうと思います。